新打錠セミナー
第2回新打錠セミナー
製剤と粒子設計部会では、固形製剤設計の基盤の一つである打錠技術に関して、基礎から応用までをカバーするセミナーを昨年度よりスタートしました。本年度は、昨年度同様に、医薬品添加剤に関する新情報、打錠技術の基本として、打錠機の進歩、打錠時に問題となる打錠障害、健康食品に携わる情報等の本セミナーの趣旨にかなった各種講演をお願いしています。また、各社のパネル展示においては、医薬品添加剤を中心にした基本情報をじっくりご覧いただくことができます。本年度は、最近問題となっている「安全性」をセミナー特別テーマとして設定し、本セミナーの委員である医薬品添加剤メーカーの取組み、海外情報によるパネルディスカッションを企画しました。さらに、医薬品の安全性で大きな話題となっているニトロソアミン対応の研究で、世界から注目を集めている東和薬品(株)の内川治様に特別講演をお願いしています。医薬品あるいは健康食品に携わる研究、技術者、これから打錠にチャレンジする皆様の参加をお待ちしています。
なお、セミナー後の情報交換のための交流会も予定しています。
開催日時 | 令和6年11月12日ー13日 |
開催場所 | 岡山コンベンションセンター(ママカリフォーラム) 〒700-0024 岡山市北区駅元町14-1 https:// https://www.mamakari.net/ 講演会場 3Fコンベンションホール パネル展示会場 1Fイベントホール |
主催 | (一社)粉体工学会・製剤と粒子設計部会 |
共催 | (一社)粉体工業技術協会・粒子加工技術分科会 |
参加費 | 主催・共催学協会員企業 ¥33,000 |
大学・公立研究機関等 ¥16,500 | |
学生 ¥8,800 | |
非会員 ¥55,000 | |
※ 全て交流会費含む ※ 消費税込み(10%)登録番号 T4130005015191 |
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申込方法 | 上部の参加申し込みボタン、またはこちらからお申込み下さい。 ※ お申込みからお支払いまでオンライン上でできるようになっております。 銀行振り込みをご希望される場合は、事務局までご連絡をお願い致します。 |
定員 申込締切 | 定員 220名 締切 令和6年11月1日(締切後の参加希望は事務局へお問い合わせください) ※ 定員になりましたら募集を締め切らせていただきます |
【プログラム】 | ||
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10:00-10:10 | 開会の挨拶 | 竹内 洋文 (製剤と粒子設計部会部会長、岐阜薬科大学) |
10:10~11:30 | 添加剤メーカーのミニ講演 | |
1. 超微粒子結合剤を用いた打錠技術 講演要旨ダウンロード | 日本曹達株式会社 渋谷勇一 |
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2. 弾性変形の性質を持つ原薬に直打法を適用した際の課題の克服 ~MEGGELEのコ・プロセス添加剤を用いたケーススタディ~ 講演要旨ダウンロード | メグレ・ジャパン株式会社 大島寛之 |
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3. 服薬アドヒアランス改善に向けた直打用賦形剤の開発 講演要旨ダウンロード | フロイント産業株式会社 阿井敬佑 |
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4. ロケットの機能性添加剤 講演要旨ダウンロード | ロケットジャパン株式会社 朝田久仁子 |
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11:30-12:10 | 【打錠技術講演(1)】 サプリメントの製剤設計 講演要旨ダウンロード | 株式会社ファンケル 足立知基 |
12:10-13:30 | 昼食・パネル討論 | |
13:30-14:10 | 【打錠技術講演(2)】 打錠障害の定性的かつ定量的評価方法と活用事例 講演要旨ダウンロード | 沢井製薬株式会社 齋藤慎一 |
14:10-14:50 | 【打錠基礎講座】 打錠技術の基礎及び進化 講演要旨ダウンロード | 株式会社菊水製作所 佐藤隆行 |
14:50-15:15 | コーヒーブレイク | |
15:15-16:15 | 【パネル討論】錠剤の添加剤の安全性(各20分) | |
1 ) 欧州における酸化チタンの使用規制動向と代替原料について | メルク株式会社 好池崇征 |
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2) 添加剤が関わるニトロソアミン類の生成リスク | 旭化成株式会社 樋口雅治 |
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総合討論 | ||
16:15-17:15 | 【特別講演】 世界を揺るがすニトロソアミンとの攻防 講演要旨ダウンロード | 東和薬品株式会社 内川 治 |
17:15-17:20 | 【閉会挨拶】 | 名城大学 砂田久一 |
17:30-19:00 | 交流会 |